最適な人材にアプローチし、就任後のアフターフォローまでを請け負う「社外取締役サーチサービス」を開始
経営層、エグゼクティブ層に特化した人材紹介サービス事業を展開する株式会社リクルートエグゼクティブエージェント(所在地:東京都中央区、代表取締役:波戸内啓介)では、2014年11月17日より社外取締役サーチサービスを開始しました。
- ▪不可欠となった社外取締役の登用
- これまでにも、社内の視点からは捉えにくい問題の発見や、外部からの知見を得るために社外取締役を登用する企業は増える傾向にありましたが、今年の6月に成立した会社法の改正により、事実上社外取締役の設置は必須となりました。
株主総会において「社外取締役を置くことが相当でない」理由を説明する必要や、社外取締役の要件として親会社の関係者でないことが求められるなど、過去の日本企業にあった慣習に縛られない監督者を必要としています。
経験豊かな人材の登用が求められる中、単に社外から経営層の人材を呼び寄せるだけでなく、「その人物からどのような知見を得るのか」といった具体的な役割や「取締役会への出席率」など、有効活用も問われ始めています。このような中、当社では社外取締役に相応しい人材にアプローチする専門チームを立ち上げ、打診から条件調整に至るまでをフォローするサービスを開始しました。
- ▪経営者、スペシャリストに特化したネットワークがあります
- 旧来のように社外取締役が、いわば形式的に設置されていた時に比べて、今では業種や企業の規模、成長過程に合わせた人材を適切に選択する必要があります。また、そのような中で、特定の人材に就任要請が集中しているのが現状です。
当社では、これまで経営幹部人材からスペシャリスト人材までのネットワークを構築してきた経緯から、それぞれの企業に最適な人材を探索、打診することが可能です。各業界の第一線で活躍された人材へアプローチし、社外取締役を迎える企業に対しても、環境整備に関するアドバイスや他社の事例を踏まえたノウハウの提供を行います。
- ▪人材の流動化を高め、企業の価値を上げる
- 当社では、高い志を持つ経営者、スペシャリスト人材の流動化を支援し、企業や組織の変革と、新たな価値の創出を推進してきました。これからも、個人の視点に立ち、固定概念にとらわれず、ふさわしい活躍の場を提供し「個人価値の最大化」に取り組む所存です。
この度開始した、社外取締役サーチサービスにおいても、経営層だけでなく幅広くスペシャリストへのアプローチを行うことで、女性経営幹部の積極的な育成や、旧来のしがらみを排したグローバル・スタンダードへの適応など、日本の企業を多面的に支える一助となる努力を重ねてまいります。